黒田博樹 成績 3勝目！5戦目 対ブルージェイズ戦【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹は4月26日（金）本拠地ヤンキーススタジアムで行われた
2度目の対戦となるブルージェイズ戦に先発し、3勝目を挙げた。
この日の黒田は立ち上がりに苦しみ、1、2回で3失点スタート。
2回表、7番打者ラスマスをセカンドフライに打ち取り
セカンド方向を見る黒田博樹。
ヤンキース・スタジアム、ニューヨーク
Photo by MLB.com
しかし、その後3回裏に味方ヤンキース打線が逆転に成功、
3対4とした。
黒田は、3回以降立ち直りそれ以上の失点を許さず、
後続を任された3投手、チェンバレン、ロバートソン、リベラも零封し、
今季3勝目を挙げた。
[この日の黒田博樹の成績]
6回を投げ、被安打6、奪三振3、与四球1、失点3(自責点3)
[防御率]2.79
☆彡筆者のつぶやき
試合を重ねるごとに黒田博樹の防御率が良くなっていく。
今年38歳となった男が、メジャーリーグへ行き、
いまだに進化を続けているのは驚愕するばかりだ。
このままいけば、ひょっとしたら日本人初のサイ・ヤング賞に
輝く可能性もあるかも知れない、とふと思った
黒田博樹といい、ダルビッシュといい、
4月時点で日本人投手が揃ってここまで活躍するとは
さすがのアメリカの人々は思っても見なかったことかもしれない。
頑張れ！黒田博樹！
黒田博樹 【成績】4戦目 ブルージェイズ戦で勝敗つかず【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹は、4月21日（日）敵地トロント・ブルージェイズ戦に先発。
黒田の登板立ち上がりを紹介する場面。
Photo by MLB.com
試合は3対0で迎えた8回裏、
ブルージェイズの連打で同点にされ延長戦に突入。
11回にヤンキースが2点を挙げ、その裏守護神リベラで締め
チームは勝利。
黒田は7回1/3を投げ、1失点ながらも被安打3に抑えこむ
いいピッチング内容だったが、108球を投げた所で降板した黒田に代わった
ロバートソンが打たれ、同点となり勝敗がつかなかった。
2回裏、83マイルのシンカーで
アレンシビアを見逃しの三振に仕留める黒田博樹。
Photo by MLB.com
黒田博樹の防御率は[2.35]とまた上昇。
☆彡筆者のつぶやき
まあ、こんな試合もあるなぁと見てるこちらがやるせない気分だ。
この日の黒田博樹はテンポもよく、2、3、5、6、7回を三者凡退に退け、
7回までを零封するほぼ完璧なピッチングだった。
8回裏も最初の打者から三振を奪い、次打者も瞬間打ち取ったかに見えた
一塁の横を抜けるポテンヒット。
ここで、球数が108球であったこともあり交代した。
メジャーリーグの性ともいえる降板だ。
黒田博樹のことだ。これはこれ、次は次とまたあの力投を見せてくれることだろう。
頑張れ！黒田博樹！
タグ：黒田博樹のシンカー
黒田博樹 成績 2勝目完封完投！3戦目 対オリオールズ戦【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹は、4月15日(日本時間)に行われた
ボルチモア・オリオールズ戦に先発し、3塁を踏ませない力投を見せ、
今季早くも2勝目を113球の完封で締めた。
これで防御率を一気に[2.87]までとし、本来の黒田らしい姿に戻ってきた。
オリオールズ打線を翻弄する力投を見せる
ヤンキース・黒田博樹。
ヤンキースタジアム、ニューヨーク
Photo by 大橋小太郎氏
この日、被安打5としながらも要所をしっかりと打ち取る投球が冴えた。
イチローの出場はなかった。
黒田博樹のメジャーにおける完封勝利はこれで5度目。
昨季8月4日のレンジャーズ戦以来だ。
この日の黒田が仕留めた打者の内容は、
ゴロアウト18、フライアウト4、三振5と、オリオールズの打者に
的を絞らせなかった。
[この日の黒田博樹の成績]
完投、被安打5、奪三振5
オリオールズ戦の9回、完封勝利を収めた
ヤンキース・黒田を祝福するイチロー
ヤンキースタジアム、ニューヨーク
Photo by 大橋小太郎氏
☆彡筆者のつぶやき
あのタフな黒田博樹が帰って来た。
これこそ「クロダ」らしい投球だ。
この厳しいメジャーリーグですでに5度も完封・完投勝利をするのは
並大抵の実力と忍耐力、集中力のすべてが備わらなければ達成できない。
もちろん組むバッテリーの力も必須だ。
この日のキャッチャーは、ベネズエラ出身のフランシスコ・セルベリ。
セルベリは、正捕手ではないが2008年MLBデビュー以来、
ニューヨーク・ヤンキース一筋の生え抜きだ。
入団三年目の2010年は93試合に出場し、.271の打率を残している。
選球眼がよく、このシーズンは.359の出塁率だった。
昨季はスランプに陥り、3試合しか出場機会に恵まれなかったが、
昨季限りで引退したヤンキースの名正捕手ホルヘ・ポサダを次ぐべく期待を受け、
今季2013年は開幕捕手を努め、現在ほぼ正捕手として活躍している。
現在打率.269、本塁打3、出塁率.377。
試合後、完封した黒田に祝福の声をかけるセルベリ
Photo by AP Photo/Kathy Willens
頑張れ！セルベリ！黒田博樹！
黒田博樹 成績 2戦目で初白星 対インディアンス戦【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹が登板2戦目で白星を挙げた。
4月9日敵陣プログレッシブ・フィールドで行われた
対クリーブランド・インディアンス戦に黒田が先発。
前回打撲した右手中指には問題なかったようだが、
この日の黒田も制球に苦しみ、5回1/3を投げ、
被安打5、奪三振6、与四球4、失点3(自責点3)という内容だった。
防御率は6.75に。
この日、黒田博樹は
初回に四球、2つの四球に3つの安打を打たれるなどで3失点。
しかし、最後の打者チゼンホールを空振り三振に仕留めた後、
2回以降は立ち直り、5回までを零封し勝ち投手となった。
3回裏5番打者ブラントリーに向かう黒田博樹
プログレッシブ・フィールド
オハイオ州クリーブランド
Photo by MLB.com
同じくブラントリーの強い打球を飛びついて捕球し
ピッチャーゴロに仕留める黒田博樹
プログレッシブ・フィールド
オハイオ州クリーブランド
Photo by MLB.com
☆彡筆者のつぶやき
やはり黒田博樹の持ち味はなんといってもストレートの威力だ。
この日も初回に3点奪われたものの、その後しっかり立ち直り、
要所要所で三振を奪うあたりが黒田博樹という男だ。
自身今季初先発では、散々な結果になったが、
もうこれで、黒田本来のピッチングを見せてくれそうだ。
頑張れ！黒田博樹！
黒田博樹 成績 2失点も2敗目！ 7戦目 対ロッキーズ戦【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹が好投しながらも2敗目を喫した。
ロッキーズ戦に先発したヤンキースの黒田博樹
コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド
Photo by 共同
5月8日(日本時間)のこの日は序盤に大雨が降るなど、
お互いのピッチャーにとって苦しい立ち上がりとなったが、
5回までは黒田とデサロサの投げ合いとなった。
しかし、6回に均衡が敗れた。
6回2死1塁の場面で、ロッキーズ3番打者
C.ゴンザレスは3-2のフルカウントから黒田の放った
90マイルの内角真ん中の球を見逃さずホームラン。
6回、C.ゴンザレスに本塁打を浴び、気を引き締める黒田博樹
コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド
Photo by 共同
試合はヤンキースが完封され、この2失点のまま試合終了。
黒田博樹は2失点に抑えながらも今季2敗目を喫した。
☆彡試合後の黒田博樹のインタビュー
Q：勝敗を分けた勝負の1球は空振り三振を取った球種
フォーシームだったが？
「(C.ゴンザレスは)メジャーのクリーンアップで、
何度も対戦しているバッター。
同じボールで同じ空振りはしてくれない。修正が早い。
僕の選択ミスかなと思います」
Q：クオリティスタートをしていながら打線の援護がありませんでしたね。
（クオリティスタート＝6回以上投げて自責点3以下）
「今日のようなピッチングを続けていくしかない。
当然、ゼロに抑えられれば、
もっとチームに勝つチャンスを与えられたかもしれないですけど、
それを目指してしまうとしんどくなる。
常にこういうピッチングをコンスタントにやっていければ、
また勝つチャンスは出てくると思います」
◆クアーズ・フィールド(コロラド州デンバー)
50,445席、左翼105m、中堅126m、右翼106m
Photo by Photographer: Matt Kozlowski
☆彡筆者のつぶやき
今までのゴンザレスとの対戦成績は15打数6安打で
被安打率.400と分が悪いが、この日は最初の2打席を
抑えていた。
しかも4回には4シームで空振り三振を奪うほど、
相性は黒田に良かったが、たった一球で天国から地獄とは
まさに野球の真骨頂である。
頑張れ！黒田博樹！
黒田博樹 成績 今季初登板で負傷！黒星発進となる【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
黒田博樹は、2013年4月4日(日本時間)、地元ニューヨークで行われた
開幕2戦目となるレッドソックス戦に今季初登板。
2回に先頭打者ビクトリノの鋭い打球が黒田の右手中指を直撃し打撲。
その後の打者に死球、続く打者も四球。さらに次打者に押し出しとなる死球。
ビクトリノの打球で打撲した黒田博樹に駆け寄る、
ジラルディ監督とスチュワート捕手
ヤンキース・スタジアム、ニューヨーク
Photo by dailysports
黒田は結局ここまで。
1回1/3を投げて降板、被安打4、奪三振1、与四球1、与死球2
失点2、自責点2の防御率13.50となる苦しいのスタートとなった。
試合はヤンキースが8回に3点を奪うも、追いつけず7対4で敗戦投手となった。
試合後のレントゲン検査で、骨に異常はなかった。
☆彡筆者のつぶやき
ダルビッシュとは対照的に、黒田博樹の今季初先発は
最悪のスタートとなってしまった。
しかし、これしきのこと。
黒田博樹の長く苦しかった経験に比べれば、
これから充分立ち直ったピッチングをファン達に見せてくれることだろう。
頑張れ！黒田博樹！
