黒田博樹【成績】8敗目。対Rソックス戦1勝3敗【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]




8月18日、マサチューセッツ州ボストン、フェンウェイ・パークで行われた
ボストン・レッドソックス戦に先発登板した黒田博樹は、
5回2/3を投げ、被安打11、奪三振6、与四球0、失点5(自責点3)で
8敗目を喫した。

この日の黒田博樹は、序盤から毎回走者を背負う苦しい展開だった。

3回まではなんとか無失点で切り抜けるも、
4回、一塁手の失策絡みで結果3点を失う。

4回以降の攻防


4回一死1,3塁の場面でRソックス7番ドルーに対し、
ゲッツーを狙った黒田の投球は狙い通りに一塁ゴロ。

ところが打ち取ったはずのボールを一塁手オーバーベイが
二塁へまさかの悪送球し、3塁走者が生還し1点を先取される。

続く打者8番サルタラマッキアは気合で空振り三振に切って取るも
黒田は一度崩れたリズムを立て直せず、
9番ミドルブルックス、1番エルズベリーに連続安打を許し、
この回結局3失点となった。

5回は三者凡退にしたが、6回に再びつかまり2失点。
ここで黒田は降板となった。

Rソックス VS 黒田博樹の対戦成績


黒田とRソックスの対戦は、今季4度目になるが
1勝3敗と数字の通り、防御率もよくない。

対Rソックスの防御率【4.74】

この時点でア・リーグトップを誇る黒田の防御率は【2.41】をみると
天敵といえるほどRソックスにやられている。

この日も結局、自身メジャーワーストとなる11安打を打たれた。

黒田博樹の声


(4回の攻防を振り返って)
「(ダブルプレーを)狙っていたコースに投げて、
 狙ったとおりに打球が飛びました。
 でも結局、気持ちの部分で粘れなかったと思います」

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6回途中降板後、ベンチで汗を拭う黒田博樹。
8月18日、マサチューセッツ州ボストン、フェンウェイ・パーク
Photo by 共同



☆彡筆者のつぶやき
結果的に自身メジャーワーストとなる11安打を浴びてしまったが、
黒田博樹といえ、人間だ。

1球入魂を信条とする黒田が確信を持って投げた1球は、
ダブルプレーを100%狙ったとおりに打ち取った。

しかしそれを一塁手が失策する。
メジャープレイヤーとしてあるまじき失策だ。

たらればだが、これをゲッツーに仕留めていれば
1点に抑えられ、あとの展開は全く違っていたに違いない。
実際その前の3回にも似たような場面で黒田は、
無死1塁出迎えた1番エルズベリーを二ゴロ併殺に仕留めている。

たったひとつの失策が、試合をぶち壊したカタチだ。
さすがの黒田博樹という男でも「ふざけんなー!」という気持ちだったと思う。

貧打に加えて、失策が重なるとやってられないだろうなぁ、と
心情余りある。

それにしても今季のヤンキース野手は弱すぎる。

頑張れ!黒田博樹!





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