黒田博樹【成績】7敗目 Wソックス戦 被安打9【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
8月7日にUSセルラー・フィールドで行われた
シカゴ・ホワイトソックスとの3連戦、2戦目に先発登板した黒田博樹は、
7安打を打たれるも、なんとか3失点に抑え、味方打線の援護を待っていたが
相変わらず貧打のヤンキース打線は、
初回に上げた1点のまま8回まで追加点が奪えず、ゲームは2対3で負け、
黒田博樹は7敗目(10勝)を喫した。
黒田博樹の防御率
この日の黒田博樹は、初回安打を打たれるも後続を内野安打に打ち取り、
クオリティスタート率の高い黒田らしい立ち上がりだった。
黒田は、4回二死までを3安打無失点で凌いだが、
Wソックス・6番ギラスビーにライト前のタイムリーで1点を失った。
5回は三者凡退に仕留めるも、6,7回連続の1点づつを失い
1対3となり、116球を投げたところで降板。
黒田博樹のこの日だけの防御率で見ると[3.86]だが、
通算防御率では[2.45]とア・リーグトップならではの安定を誇る。
黒田が投げた7回まで、ヤンキース打線の援護は
たった1回の1点のみの中で投げ続けた黒田の忍耐力・精神力が
いかに強靭なものかを証明しているようだ。
Wソックス相手に我慢のピッチングを見せる黒田博樹
イリノイ州シカゴ、USセルラー・フィールド
Photo by Jonathan Daniel/Getty Images
☆彡筆者のつぶやき
どういった星の下に生まれれば、
これほど打線の援護をもらえない人生になってしまうのか?
不思議で仕方がない。
貧打打線の人生~黒田博樹
広島東洋カープ時代といい、メジャーにわたってからの
ロサンゼルス・ドジャース(今とは打って変わって当時は貧打だった)といい、
よりによってニューヨーク・ヤンキースまでもが。
とくにヤンキースでの黒田の1年目はまだマシだったかもしれないが、
黒田の上がり調子とは真逆に湿っていく一方のヤンキース打線。
ちなみにヤンキースのチーム打率は[.248]でア・リーグ15球団中11位だ。
本塁打にいたっては112本で14位という貧打ぶり。
ア・リーグトップは、タイガースの打率[2.80]、
オリオールズの本塁打・167本。
貧打慣れしてしまったことで、より精神力が強くなった黒田博樹。
来期は、ぜひタイガースへ行って日本人初のサイ・ヤング賞を獲って欲しいものだ。
頑張れ!黒田博樹!
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