WHIPとは?メジャーリーグ投手責任度合いを評価する数値 [WHIP]
WHIPの意味
WHIPとは、Walks plus Hits per Inning Pitchedの略で
「投球回あたり与四球・被安打数合計」を指します。
つまり、『1イニングあたり何人の走者を出したか』を表す数値です。
WHIP数値の求め方は「被安打数と与四球数を足した数値を投球回数で割る」
※与死球や失策、振り逃げなどによる出塁は数えません。
ピッチャーが許した走者が少なければ、失点する可能性も低くなりますから、
WHIP数値が低ければ低いほど高評価できる投手の安定度の数値ということです。
WHIPの評価基準
先発投手の場合、【1.00未満】なら球界を代表するエース。
【1.20未満】ならエース級。
【1.40以上】となると問題のある投手と見る。
ちなみに日本野球機構(NPB)では、WHIPによる投手評価基準は採用していません。
黒田博樹のWHIP
メジャーリーグにおける黒田博樹の通算WHIPは、[1.17](2008~2012年)
堂々たるエース級の数字です。
2013年7月8日現在のWHIPは、[1.03]で、ますます黒田博樹のピッチングに
磨きがかかっているようです。