黒田博樹 成績 6勝目!ブルージェイズを完封 5月18日【2013 MLB】 [黒田博樹 成績 2013]
今やニューヨーク・ヤンキースのエース、
黒田博樹が6勝目(2敗)を挙げた。
5月18日(日本時間)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われた
トロント・ブルージェイズと今季3度目の対決なったこの試合、
黒田博樹は8回を投げ、被安打2、奪三振5、与四球1、失点0と、
強力なブルージェイズ打線を完封した。
試合はクローザーのクレイボーンが0に抑え、
0対5でヤンキースが完封勝利した。
これで黒田博樹の成績でもっとも気になる防御率は【1.99】と、
とうとう1点台へ持っていった。
両リーグ通算で4位に浮上した。
現在1点台の防御率をキープしているのは4位まで
すべてア・リーグの投手だ。
ブルージェイズ戦に先発した
ヤンキース・黒田博樹
Photo by 共同
この日の黒田のピッチングのポイントはスプリット(フォーク)だった。
初回1死二塁の場面、主砲3番のエンカーナシオンに、
この試合で初めてスプリットを投げ、三振に仕留めた。
前回4月25日、エンカーナシオンとの対戦では
先制2ランを被弾していた借りを返す三振となった。
黒田は守りでも初回、
センターへ抜けそうなライナーを好捕でピッチャーライナーでアウトを取るなど、
2010年7月7日ドジャース時代以来、88試合無失策を続けている。
(118守備機会)
5月12日のロイヤルズ戦の7回、ムスターカスの鋭いライナーを
好捕する黒田博樹
ミズーリ州カンザスシティ、カウフマン・スタジアム
Photo by Kyle Rivas/Getty Images
結局この日は、109球という黒田ならではの省エネ・ピッチングで、
7試合連続のクオリティスタート*を続けている。
*クオリティスタート=6回まで自責点3点以内に抑えること
◆黒田博樹の声
「自分でも考えながら投げたと思います。それが僕の強み。
去年より情報を頭に入れて、打者を見ながら投げている」
(初回、エンカーナシオンの三振について)
「安打でもOK、一発だけ防ぐ意識で内角へ投げました。
(初回の)あの三振が後半に生きましたね」
「1年通してそんなに甘くはない。まだ先は長いので。
次の登板に向けてしっかり調整するだけ、その繰り返しです」
☆彡黒田博樹の登板予定
次回の黒田博樹の登板予定は、5月23日(日本時間)
敵地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズにて
ボルチモア・オリオールズとの3連戦の3戦目。
☆彡黒田博樹の先発TV放送予定
[NHK BS]
5月23日(木)午前8:00〜 BS1
[スカパー!J SPORTS 1]
5月23日(木)午前8:00〜
↓
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☆彡筆者のつぶやき
昨季黒田博樹がヤンキースへ入団した時、
黒田があのヤンキースのエースになろうとは
誰が想像できただろうか。
昨季はヤンキースで16勝(11敗)を挙げ、日米通して
年間自己新となる勝利数を挙げた。
入団時ですでに37歳、今年38歳を迎えた黒田博樹は
この2年で、まだまだ進化しているから驚きだ。
40歳を過ぎてもチームの中心で投げ活躍をする
メジャーリーガーの投手は少なくない。
ますます調子を上げている「男・黒田博樹」が
まさに正真正銘のメジャーリーガーの投手になった証と言える。
これで今季黒田の2013MLBオールスター・ゲーム初選出が
濃厚となってきた。
頑張れ!黒田博樹!
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